適職と天職の違いとはなにか

仕事には天職と適職があります。天職とはその人が心の部分で心底その仕事を好きでいて、たとえ自分に利益が出なくても全うしたいと思う仕事を指します。そして適職とは、本来その人が持っている性格や能力を生かして従事する仕事を表します。多くの女性は、その両方がマッチする事は少ないと思います。好きだけど不得意なことをやるのか、それともあまり好きでないけど、資質や能力にマッチして得意といえる仕事を選ぶのか、どちらかといえるでしょう。

あくまで夢を求め、苦労してもその仕事をやり抜く覚悟があるならば天職を求めるのも一つの生き方だと思います。また、今の自分は適職に就いていると思う方は今の仕事を続けて行った方が良いでしょう。なぜなら、人は好きなことよりも得意とすることをやった方がうまく行くからです。苦手なことを出来るようにクリアすることはとても素晴らしいと思います。ですが、必ずしもそれがうまく行くとは限りませんよね。もともと素質にあったことを伸ばしていった方がより早い成功への近道になるでしょう。ちなみに皆さんがよくご存じの有名企業家の方もそのようにおっしゃっておりました。今の仕事をそのまま続けていくか、それとも新しい仕事にチャレンジするのか、もし迷っているならば、自分がその仕事に向いているか客観的な視点から考えてみることも大切だと思います。今の時点で向いていないのでは、と考えていても時がたつにつれて自身の変化と共に自分に合った仕事が変わってくる可能性もあるからです。仕事は確かに生きる目的でなく、あくまで生きるための手段ですが、人生に大きな影響をもたらすことも確かです。そういった点である意味慎重に動くことも大切だといえます。